Local-Fooddesignの理念

見知らぬ一口目の驚きと感動を、人と地域をつなぐかすがいに。

初めて訪れた地域で囲む食卓。
そこに並ぶ料理を口にした瞬間、未知だった美味しさとの出会いの喜びと感動で心は満ち溢れ、
色々な形で郷土食文化を担ってきた方々に対する尊敬の念を持つ。
きっと、誰しもそうした経験を重ねていると思います。

今もなお、全国各地に多くの郷土食文化が残る日本。
地域の気候風土や人々の知恵によって育まれてきたものには、すべてが同じというものはありません。
小さな国土の中には、数えきれないほどの奇跡が凝縮されています。

しかし「多様化」という言葉と共に、食卓に並ぶ料理の西洋化や均質化が進んでいます。
特に地域の家庭で作り食べ継がれて来た食文化は、作り手の高齢化が進むに連れて接する場面が減少しています。

また、東日本大震災によって今まで住んで来た地を離れざるを得ず、
食卓を囲んで来たコミュニティがバラバラになったことで、
郷土食文化が本来の形で伝承される機会が失われることも起こっています。

こうした状況を解決するためには、
地域の中で食材や食文化を担って来た方々の歴史や想いや、
そうした方々に対する共感を繋ぐかすがいが必要と考えます。

Local-Fooddesignは地域の中で培われ愛されてきた料理や食材や、その背景にある地域文化の魅力を整理・再構築。
一つひとつに宿る価値を多くの方と共有するために、商品やコンテンツといったかすがいを作り出すことで、食と地域と人とのつながりをデザインします。

Local-Fooddesign代表
ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家  坂本貴秀