浪江式「無限の十辛子」と浪江式「古代オリエンタルラー油」

クライアント/支援内容

クライアント:笹谷搾油所
提案内容:浪江町にちなんだ食材を加えた七味唐辛子タイプ調味料の開発、搾油所という業態のブランディングに寄与するラー油の製造、搾油後のエゴマ利活用。
支援内容:商品のコンセプトメイキング及びネーミング、レシピコーディネート、容器及び仕入先選定、ラベルデザインコーディネート、ラベルコピーライティング、商品イメージ撮影、プレスリリース作成、記者発表会用スライド制作、商品発表会の司会進行等のPR支援。

依頼内容/プロセス/支援成果

東日本大震災と原発事故の影響で福島県浪江町から福島市に避難し、エゴマ油や椿油などの搾油業に取り組む『笹谷搾油所』。浪江町のご当地グルメ『浪江やきそば』に合う七味唐辛子タイプ商品の開発依頼をいただきました。

そこで、既存の一味唐辛子や七味唐辛子をそのままブレンド製造するのではなく、なみえ=730(7+3)という考えを基に、浪江町にちなんだ食材をはじめ10種類の素材を活用した『十辛子(とうがらし)』の開発を提案しました。

また、主としてOEM製造を担う事業者の知名度向上と、商品を通じたブランディングを目的に、同じく浪江町にちなんだ食材を使用したラー油の開発を提案。搾油時に出るエゴマの絞りカスや鮭節といった原材料を採用し、浪江町で栽培や漁業が本格再開した後に、浪江産の原材料に置き換えて使用できるレシピを、事業者と一緒に組み上げました。

ラー油にはオリエンタル感を持つクミン等の素材を使っている点やインパクトの観点から、『古代オリエンタルラー油』とネーミング。唐辛子タイプ調味料には色々な料理が無限においしくなる、一般的な七味唐辛子と比べて旨味が強く柔らかな辛さなので無限に食べられる、そして復興に向けた無限の可能性を持つ商品になってほしいという意味を込め『無限の十辛子』とネーミング。商品コンセプトを醸成するラベルデザインを制作しました。

合わせて、全て手作りで製造する搾油所の手仕事をブランディングするために、『浪江式』商品シリーズとしてリリースすることにしました。

商品発表会の実施を前に、地元メディアから商品開発にまつわる追跡取材が入るなど、コンセプトや商品の特長などに高い評価をいただき、味とともに多くの地元メディアに紹介されました。